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ー 〈特別企画〉彼方の風 Breeze of somewhere far ー

和紙に鉱物顔料の岩絵具を塗り重ねる日本画の手法を用いながら独自の世界観を確立している現代美術家・大舩真言が正木記念邸の空間でインスタレーションを行います。過去と現在、東洋と西洋、主体と客体など様々な「さかい」を曖昧にしながら、気づきに満ちた新たな体験の場を創出する大舩真言の作品および空間をどうぞご体験ください。また、展示室で開催中の「一休」展に大舩真言の作品を一部展示いたします。(11/8〜11/16)

特別企画開催中は記念邸の見学のみは出来ません。茶会・呈茶席いずれかにご参加ください。

本企画は、文化庁 令和 7 年度「文化資源活用事業費補助金(全国各地の魅力的な 文化財活用推進事業)」の補助を受けて実施しています。

【特別茶会】要予約 

日程・参加費・会場
席主 大舩真言×谷松屋 戸田
11月8日(土) 11月9日(日) 
@10時 A12時 B14時 C16時 D18時 ※18時の回は8日のみ
各席定員6名
参加費:10,000円(濃茶、薄茶)※展示室入館料含む

大舩真言の演出空間で、大阪の茶道具商・谷松屋戸田が道具を誂え、各席6名の小さな茶会を開催します。桃山茶陶の名品に加え、正木美術館所蔵作品もご覧頂けます。古典と現代美術がどのように響き合うのか、取り合わせの妙をお楽しみいただく貴重な機会となります。ぜひご参加ください。

【呈茶席】予約制 

日程・参加費・会場
大舩真言の作品空間で、時のうつろいと共にお茶を愉しむ体験を
11月11日(火)〜 11月16日(日)
料金2,000円※展示室入館料含む
抹茶とお菓子(餅匠しずく製)

14日(金)、15日(土)は19時まで開催。夕暮れ時の光の変様をお楽しみください。
餅匠しづく:過去と未来がぶつかるところが『いま、ここ』をテーマに素材を厳選した和菓子を製作
◎呈茶席は当日受付も可能ですが、お菓子が変更する可能性があります。

私の作品は絵画として奥に広がる世界を保ちながら場に開かれている。それは、その場の光や音、空気など漂う存在と共に在るということ。
正木美術館の所蔵品に、私は同じようにその時代の空気や人々の息づかいを感じる。一休宗純の存在は今も生きている。わび茶に繋がる精神はその一つだろう。
それらが共に、ふと皆さまの身体に流れることを願っている。

大舩真言

Profile  Makoto Ofune

1977年生。京都教育大学特修美術科研究科修了。文化庁派遣によりパリ滞在。国内外の美術館や寺院など歴史的建造物での展示のほか、能舞台の演出を手がけるなど多岐にわたる活動は国際的評価を得る。

- 学芸員によるスライドレクチャー

日程 10月18日(土)、11月23日(日)各回14時〜(約30分) ※内容は同一です
参加費 無料 ※但し入館者に限る
定員 15名 ※当日整理券配布
会場員 正木記念邸広間
本展のテーマに基づいて、学芸員がスライドを用いて分かりやすく解説します。

お申込み不要

- 正木記念邸見学

日程 土・日・祝日のみ見学可
※状況によりご見学頂けない場合がございます。その際は当サイトにてお知らせいたします。
正木美術館敷地内にある創設者正木孝之の旧邸宅。国の登録有形文化財。
※平日は庭先のみご見学いただけます。

- 呈茶席

日程 土・日・祝日のみ実施
正木記念邸にて抹茶とお菓子をご用意しております。
一服 600円。
※平日にグループで利用ご希望の場合、応相談。事前にご連絡ください。

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