神仏と祈り

公益財団法人正木美術館は、平成30年11月に開館50周年を迎えます。
秋季に開館50周年記念展を控えた今春は、記念展の先駆けとして、当館コレクションの中核を担っている日本中世の水墨画・墨蹟作品を中心に、さわやかな趣の名品を選んでご紹介いたします。「布袋図」(愚渓右慧筆)、「竹石図」(惟肖得巌ほか賛)、「渓陰斎図」(一華心林ほか賛)など、中世の禅林美術の逸品が数多く並びます。

また新館では、当館創設者正木孝之(1895〜1985)が愛した茶道具の数々も展示いたします。孝之は東洋古美術作品を収集する傍ら、茶の世界にも情熱を注いでいました。禅僧一休宗純の人となりを愛したことから、所蔵の「一休宗純墨蹟 滴凍軒号」(室町時代)にちなんで自らの号を滴凍としていました。「中興名物 瀬戸真中古茶入 銘小筵」(室町時代)や「谷焼 楽茶碗」(江戸時代)など、滴凍翁の茶道での美意識を感じていただければ幸いです。
半世紀にわたって多くの方々から親しまれてきた当館の佳品を改めてお楽しみください。

主な作品

主な作品
@「虎関師錬墨蹟 聯芳偈」 室町時代 前期展示	  A「布袋図」 愚渓右慧筆 室町時代 後期展示  B「竹石図」 惟肖得巌ほか賛 室町時代 前期展示
C「朱塗角形瓶子」 室町時代 通期展示 D「中興名物 瀬戸真中古茶入 銘小筵」 室町時代 通期展示

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