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一、室町の風雅二、中国の文人の世界三、江戸の文雅四、風に和す
展覧会の構成
1室町の風雅 2中国の文人の世界 3江戸の文雅 4風に和す
みどころ
室町と江戸――過ぎし日の人々が憧れ、愛した文人趣味の情緒に触れる

正木美術館の展示室に、江戸の文人画が初めて並ぶ。

展示される江戸の文人画は、すべて特別ゲスト。

正木美術館の室町水墨画の作品群と、江戸の文人画との競演。

当館にほど近い和歌山ゆかりの文人画家・祇園南海の遺墨や、与謝蕪村の名画を始めとし、
江戸の文人画家たちのすがすがしい文人趣味が、展示室に集合する。

田能村竹田の主治医であった京都の究理堂に伝わる名画は、青木木米や貫名海屋、
雲華上人、木村蒹葭堂といった当時の文人の錚々たるメンバーの文雅の交流と、交友を物語る。
貫名海屋、雲華上人、木村蒹葭堂などが描いた名画も出品される。

田能村竹田の名作「亦復一楽帖」の続編であることで著名な「後一楽帖」を披露。
ほとんど公開される機会のないこの名画を、期間中、場面替えをしながら全篇、紹介する。

墨梅や墨竹がいかに描かれたか。室町VS江戸も、見どころのひとつ。

元時代の墨梅の名手・王冕画をみて、その感動にちなみ梅逸とみずからの名を定めた、
山本梅逸の滝を描く大作も出品。師匠との対面の展示となる。

感謝の意を込め、友との惜別の想いを込めて、絵筆を握る。室町人たちの、
また江戸の文人画家たちの文雅の情景が、館内に満ちる。

一、室町の風雅


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