第1部 請来絵画と古陶
重要文化財 六祖慧能図

中世禅宗文化の宝庫、正木コレクションは一幅の中国絵画から始まりました。

伝銭選筆「果蓏秋虫図」との出会いが、正木孝之を東洋古美術品の収集へと向かわせ、
その後「六祖慧能図」(重要文化財)といった禅宗文化の名品を次々に手に入れます。

第1部「請来絵画と古陶」展では、コレクター正木孝之の原点といえる、大陸から日本へ伝わった絵画、墨蹟、陶磁器を展示いたします。
「唐物」として当時の人々が抱いていた大陸への憧れ、それから数百年後、再びその美を見出した孝之の眼をご覧いただきます。


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